世界的な円安と物価高の影響が続く2024年現在。
コストがかさむことから、海外旅行へ行きづらい状況が続いています。
この状況でも出費を抑えて思い切り楽しめる海外旅行先はあるのでしょうか?
円安の影響が少ない国を調査してみました。
円安の影響が少ない国は?
ズバリ、アジア各国です!
アジアの国々は円安・ドル高の影響を受けにくく、現地の物価も比較的安いことが多いため、コストを抑えて旅行を楽しむことができます。
その中でも、特におすすめの国を3つご紹介します。
1. 韓国
日本からの海外旅行先として定番の韓国は、初めての海外旅行にも最適です。
福岡からは1時間半、東京からでも約2時間半で到着するため、非常にアクセスが良い国です。
LCC(格安航空会社)の就航便も多く、一人当たり1~2万円台のツアーも見つかることがあります。
現地の物価(2024年6月4日現在)
- 通貨:ウォン(₩)
- 為替レート:1ウォン=0.11円
- 1,000円=8,860ウォン
9000ウォン程度で買えるもの
- ペットボトル水(500ml)9~10本
- コカコーラ(500ml)4~5本
- 屋台のごはん 1~2皿
- コンビニ弁当 1~2個
- 韓国のり(20袋入り)1袋
- 缶ビール(355ml×6缶)1パック
数年前に比べると、わずかに物価が上がっています。
韓国ブランドのグルメやコスメはまだまだお得に購入できますが、ビッグマックやスターバックスといった海外ブランド商品は日本より高い場合もあります。
2. 台湾
韓国と同様に人気の旅行先である台湾もおすすめの旅行先。
福岡からは2時間半、東京からは3~4時間ほどで到着します。
LCCの選択肢が少ないため、航空券は事前にしっかりリサーチすることをおすすめします。
現地の物価(2024年6月4日現在)
- 通貨:ニュー台湾ドル(NT$)
- 為替レート:1台湾ドル=4.79円
- 1,000円=208台湾ドル
200台湾ドル程度で買えるもの
- ペットボトル水(500ml)10~13本
- コカコーラ(500ml)5~8本
- 屋台のごはん 4~6皿
- コンビニ弁当 2~3個
- タピオカミルクティー 2~4杯
- バナナ 10本
物価は韓国よりさらに安めで、特に屋台やローカルレストランでの食事に満足できる旅行先です。
3. タイ
東南アジアのタイは旅行初心者にもおすすめです。
東京からバンコクまでは6時間程度と、少し遠いですが、成田空港や羽田空港からの直行便が便利です。
中距離路線のため、香港やソウル、台北を経由する乗り継ぎ便を利用すると、さらに安く移動できます。
現地の物価(2024年6月4日現在)
- 通貨:バーツ(฿)
- 為替レート:1バーツ=4.24円
- 1,000円=235.08バーツ
230バーツ程度で買えるもの
- ペットボトル水(500ml)35~40本
- コカコーラ(500ml)16本
- 屋台のごはん 5~7皿
- 弁当 6~8個
物価は日本の3分の1から半分程度と非常に安く、豪華なホテルにも1泊1万円程度で宿泊できます。
観光に力を入れている国ならではの魅力です。
旅費を抑えるコツ
旅費を抑えるためのポイントは「航空運賃」と「現地費用」の2つです。
航空運賃
年末年始やゴールデンウィーク、夏休みといった大型連休期間は航空運賃が高くなりますが、それ以外のオフシーズンは安く手に入れることができます。LCCを利用することで、さらにコストを抑えられます。
現地費用
滞在中のホテル代や飲食代、交通費、通信費、お土産代などは、観光客が少ないオフシーズンに訪れることで安く済ませることができます。
安全を確保するために
お得に楽しめる旅行先をご紹介しましたが、「海外旅行保険」のコストだけは削ることが出来ません。
東京海上日動の「海外旅行保険マリーンパスポート」では、リーズナブルな保険を多数用意しています。
旅行中の安全を確保するためにも、ぜひ適切な保険に加入しましょう。