心配事が少ないほうがもっと楽しい海外旅行になる。だから!!東京海上日動の「MARINE PASSPORT」  取扱代理店:㈱九電工ホーム

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パスポートとビザの基本をマスターしよう

いよいよ今日から開催されるパリオリンピック。

すでに始まった競技もあり、「現地まで見に行きたいな!」とわくわくしている人も多いのではないでしょうか。

海外への渡航を決めたら、まず準備したいのが「パスポート」。
そして「ビザ」または「電子渡航認証」です。

渡航先や目的によって何が必要なのか、いくつかの例と共にご紹介します。
旅行カバンを手にする前に、パスポートとビザの基本をマスターしておきましょう!

パスポート(旅券:りょけん)とは

パスポートは各国政府が発行する、世界に通用する「身分証明書」です。

日本国籍を持つ方には、日本政府が発行する表紙に菊のマークがあしらわれた「日本国旅券」が手渡されます。

パスポートには渡航者の顔写真、氏名、生年月日、国籍、発行日などが記載されています。2020年からは住所記入欄がなくなり、個人情報保護がさらに強化されています。

出国時や入国時の提示はもちろん、ビザの取得申請にも必要です。

現地滞在中にもパスポートの携帯や提示が求められることが多いため、まずはパスポートを取得しましょう。

パスポートの取得方法

住民登録している市町村の役所・役場のパスポート申請窓口で申請し、おおよそ1週間で受け取ることができます。

申請には一般旅券発給申請書、戸籍謄本、顔写真、本人確認書類が必要です。一般旅券発給申請書は外務省のホームページからダウンロードできます。
外務省 パスポート申請書DL:外務省ホームページ

ビザ(査証:さしょう)とは

ビザは、渡航先の国や地域が発行する「入国許可証」「滞在許可証」のようなものです。

ビザの発行には審査があり、パスポートの有効性や犯罪歴の有無などが調査され、渡航先の国や地域が問題ないと判断した場合に発行されます。

ビザには観光ビザ、学生ビザ、就労ビザ、特定ビザ、移民ビザなど多種多様な種類があります。

例えば、観光ビザで入国し現地でアルバイトをすると「不法就労」となり、在留資格の取り消しや強制退去となることがあります。

ビザの取得方法

まず、自分がどのビザを申請する必要があるのか、渡航先の国や地域の大使館や領事館のホームページで確認しましょう。

ホームページから直接申請できるほか、旅行会社を通じた代行申請も可能です。また、電子ビザやアライバルビザを導入している国もあります。

ビザ申請には書類、顔写真、パスポート、申請費用などが必要で、通常1週間ほどで発行されますが、就労ビザや長期滞在ビザは1〜3ヵ月かかることもあります。

ビザを取得したことがない?

「海外旅行には行った経験はあるけど、ビザを取得した記憶がない」という方も多いでしょう。

実は、パスポートの信用度が高い国の短期渡航者はビザが免除されることがあります。日本のパスポートは2024年7月時点で、世界の194の国や地域でビザが免除されています。

電子渡航認証システムとは

アメリカ合衆国国土安全保障省 ESTA申請サイト

電子渡航認証とは、旅行者の適格性を判断するための電子システムです。

短期滞在ビザ免除対象国の国民を対象に、ビザなしで渡航可能かを確認します。

認証を取得しないと、搭乗手続きや入国を拒否されることがあるため注意が必要です(有効なビザがある場合は不要です)。

主な電子渡航認証システム

電子渡航認証システムの申請方法

各申請サイトから手続き・支払いを行い、結果をメールで受け取ります。

オンラインで完結することがほとんどですが、申請が通るまで数分から数日かかることがあります。

出発の72時間前までに取得が必要なものもあるので、早めに申請しましょう。パスポート、クレジットカードまたはデビットカード、Eメールアドレスが必要です。

目的別!ビザと電子渡航認証、どちらが必要?

日本国籍を持つ人が海外に行く場合、パスポートのほかにどんなビザや渡航証明が必要なのでしょうか?いくつかのケースをご紹介します。※2024年7月現在の情報です。

韓国へ2泊3日でアイドルのライブに行く

  • ビザ(査証):不要
  • 電子渡航認証:不要

観光目的で韓国へ行く場合、90日以内の滞在であればビザなしで入国できます。また、2023年4月1日~2024年12月31日までの期間限定で電子渡航認証K-ETA(ケーイーティーエー)の登録も免除されています。現在は新型コロナウイルス感染症に関するPCR検査や隔離もありませんので、気軽に遊びに行けます。

上海ディズニーランドへ4泊5日で観光

  • ビザ(査証):観光ビザ
  • 電子渡航認証:なし

観光目的で中国へ行く場合、滞在期間にかかわらず観光のための「Lビザ」が必要です。コロナ禍以前にあった短期滞在者のビザ免除はまだ再開されていません。Lビザの取得にはパスポートの残存期間が6か月以上あることが条件となっているので、有効期限も確認しましょう。現在は新型コロナウイルス感染症に対する水際対策も緩和され、PCR検査や隔離もありません。

アメリカへ2週間の短期留学

  • ビザ(査証):学生ビザ
  • 電子渡航認証:不要

語学学校などで週に18時間以上学校で授業を受ける場合は、学生ビザである「F-1ビザ」が必要です。週18時間以下であれば観光ビザまたは電子渡航認証ESTA(エスタ)のみでもOKです。

オーストラリアで3ヶ月間のワーキングホリデー

  • ビザ(査証):ワーキングホリデービザ
  • 電子渡航認証:不要

若者の異文化交流を推進する制度として生まれたワーキングホリデー。専用の「ワーキングホリデービザ」があります。ワーホリビザは、申請時点の年齢が18〜30歳である必要があります。また、申請が通るまで2週間~1ヶ月程度時間がかかるケースが多いとのこと。

電子渡航認証ETAS(イータス)のみでも最大3ヶ月間の滞在ができますが、あくまで観光目的の渡航証明ですので、オーストラリアでの就労はできませんので注意が必要です。

最新情報を確認しよう

渡航目的やビザについていくつかご紹介しましたが、期間限定で電子渡航認証が免除されていたり、感染症に対する制限が追加されたりと、渡航のために求められるビザや書類は常に変化しています。まずは、大使館や領事館のホームページなどで最新情報をチェックするようにしましょう。

また、同時に海外旅行保険も忘れずに申し込むと安心です。

もしパスポートが盗難にあった場合、5万円を限度に補償。
パスポートを新たに取得する費用や最寄りの大使館までの交通費・宿泊費が対象となります。

パスポートやビザ、保険をきちんと準備して、海外旅行を楽しみましょう!

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