ようやく暑さが和らぎ、過ごしやすい季節になりましたね。
台風シーズンも終わり、日本国内では「飛行機飛ぶかな…」なんて心配もそろそろ無用!……のはず。
ところがどっこい、世界はまだまだ嵐の真っ只中!
ハリケーンにサイクロン、1年中暴れ回ってるって知ってました?そうなんです、日本を離れたらまだまだ油断は禁物。旅先で嵐が迫ってきたときの対処法、ばっちり押さえておきましょう。
「台風、ハリケーン、サイクロン」ってどう違うの?
以前にもご紹介したように、名前は違っても、中身は同じ。これらはすべて熱帯性低気圧ですが、発生する地域で名前が変わります。
名称 | 地域 | 発生する季節 |
---|---|---|
台風・タイフーン | 西部北太平洋、南シナ海 | 7~10月 ピーク:8月~9月 |
ハリケーン | 東部北太平洋、北大西洋、カリブ海、メキシコ湾 | 6~11月 ピーク:8月~9月 |
サイクロン(北半球) | 北インド洋、ベンガル湾、アラビア海 | 4~12月 ピーク:①5月 ②10月~11月 |
サイクロン(南半球) | 南太平洋 | 11月~4月 |
フライト欠航!? そんな時はどうする?
飛行機が飛ばないなんて、旅の中で最も痛いハプニングのひとつ。
でも慌てずに!こんなときにとるべきアクションをチェックしましょう。
1. 別便に振り替えしてもらう
台風や嵐で欠航となった場合、同じ航空会社の別便に振り替えが可能。
しかも、手続きは無料!ただし、手続きを出発予定日から10日以内に行う必要があります。
2. 払い戻しもアリ!
旅行前なら「もう今回はやめとこうかな…」という判断も正解。
キャンセルして航空運賃の全額払い戻しも可能です。空港カウンターやWEBサイトから手続きできますが、混雑が予想されるので、オンラインでの手続きが賢明です。
海外でフライトキャンセル?帰れない!そんな時は…
楽しい旅行先で嵐に見舞われ、帰国便が欠航!
泣きたい気持ちになるかもしれませんが、冷静に対策を。宿泊先や食事を早めに確保し、情報をこまめにチェックしましょう。
ただし、残念ながら宿泊費や食費は自己負担。でも、そんな出費も海外旅行保険の「航空機遅延費用等補償特約」がカバーしてくれます!
フライトが欠航する基準って?
実は、風速何メートルで欠航!なんてはっきりとしたルールはありません。
航空会社ごとに判断が分かれることもよくあるんです。特に国際線の場合、出発時間を調整してなんとか運行を試みることも。
天候や滑走路の状態によって最終判断がされるため、空港や航空会社の情報をまめにチェックするのがベストです。
クリスマスでもバレンタインでもサイクロン?
日本では台風シーズンは秋で終わりですが、地球は広い!
サイクロンの発生は北インド洋では5月と10月〜11月がピーク、南半球は11月から4月がシーズンです。
嵐は常に世界中のあちこちで1年中発生しています。これから南半球に行く人は特に要注意ですよ。
備えあれば憂いなし!嵐にも負けない旅支度を
旅行先で悪天候に見舞われる可能性はゼロではありません。そんなときのために、海外旅行保険の特約をしっかりチェック!不意の出費も補償されれば、旅の思い出に変わるかも?
台風シーズンや嵐の多い地域への旅行を予定している方は、ぜひ特約についてお気軽にご相談ください!