海外旅行に出発する際、パスポートや貴重品と同じくらい忘れてはならないもの、それが「海外旅行保険」です。
でも、「たった2泊3日だし、毎回何もトラブルないし、そんな保険なんて無駄じゃない?」と思っているそこのあなた、もしかしたら今までの旅がラッキーだっただけかもしれませんよ?
今日は、海外旅行保険の本当の価値を少し掘り下げてみましょう。
そもそも海外旅行保険って何?
海外旅行保険とは、旅行中に遭遇しうる様々なトラブル—例えば、荷物の遅延、病気、ケガ、盗難、事故など—に備えるための保障です。
つまり、あなたが自宅を出発してから、旅行を終えて帰宅するまで、すべての旅行行程が保険対象期間となります。
出発前にきちんと加入しておくのがポイントです。早ければ、旅行の90日前から加入できますよ。
どんな保障があるの?
海外旅行中にありがちなトラブルを、幅広くカバーしてくれるのがこの保険の魅力です。
- 荷物の到着が遅れた → 旅先で急きょ日用品を買う羽目になった時の費用を補償。
- 荷物が盗まれた → スリや置き引きに遭った時、あるいは火事や事故で壊れたり紛失した荷物に対しても保障。
- 現地で何か壊した → 壊してしまった物の修理や補償。
- 病気やケガ、虫歯 → 治療費をしっかりカバー。
- テロや災害で帰れなくなった → 延泊にかかる費用を負担。
- 万が一の死亡時 → 旅行中の不幸な事故にも備えます。
海外旅行保険が絶対に必要な理由
でも、そんなトラブルに遭う確率ってかなり低いし……
と考える方もいるかもしれませんが、それは日本で暮らしている場合のはなし。
海外ではトラブルがあって当たり前と考えるほうが良さそうですよ。
1. 海外は犯罪や事故が多い
たとえばアメリカでは2019年に約508万件もの窃盗被害が発生しています。日本の約9.5倍も多いんです。
観光地ではスリや置き引きのターゲットにされることも多いので、油断は禁物!
さらに、文化や言葉の違いで、こちらには悪意がなくても相手を不快にさせてトラブルに発展してしまうこともあるのです。
2. 海外の医療費は高額
日本の国民健康保険がない国では、医療費が想像以上に高くなります。
アメリカで風邪ひいて病院に行くと、70ドル(約1万円)程度。
盲腸の手術なんて、なんと15,000ドル(約230万円)もかかることがあるんです!
もし保険に入っていなければ、その治療費を払えないとみなされて必要な治療を受けられない可能性も…。
3. 言葉が通じない
突然の病気やケガで病院を探すだけでも一苦労。
しかも、症状をうまく伝えられず、適切な治療を受けられないことも…。
どこが痛いか、どのように痛いか、英語でうまく説明できる自信、ありますか?
キャッシュレスで治療もスムーズ
もし海外旅行保険に加入しておけば、治療費の支払いはキャッシュレスでOK。
現地の病院に行く前に保険会社に連絡すれば、提携病院を紹介してくれるので、現金を持ち歩かなくてもスムーズに治療を受けられます。しかも、日本語のサポートもあるので、安心して治療に専念できます。
他の保険と何が違うの?
生命保険や医療保険があれば、海外での病気やケガもカバーされる…
と思っているあなた、それでは十分とは言えません。
たとえば、治療費が高額になる場合、通常の医療保険では支払いに上限があるため、海外での高額な治療費には対応できないことが多いんです。
また、クレジットカードの付帯保険も便利ですが、その補償内容には差があり、家族全員に適用されない場合もあるので、旅行前にしっかり確認しておくことが必要です。
また、申請後の支払いとなる場合が多く、現地では全額支払いをする必要があります。
結局、海外旅行保険には入るべき?
もうお分かりですね。
海外旅行保険は、万が一の事態に備えるための必要経費なのです。
1日あたりコーヒー1杯分の保険料で、ケガや病気、盗難など、旅行中のトラブルを広くカバーしてくれるんです。
旅行中なんのトラブルがなくたって、「安心料」だと思えばリーズナブルな金額です。
まだ加入していない方、ぜひ「マリーンパスポート」のサービスを利用して、安心して旅行を楽しんでくださいね!